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射精


主の味
一滴たりとも残したくない。 


と、同時に

この時が終わってしまう
寂しさも感じました。


好き

好きという言葉を封印して
エロスに変えよう。


初めて主に身体を捧げたとき。

好き好き言うわたしに
主が仰った言葉です。


だから。
好きという言葉は封印しました。


好きとは
なんでしょう。

恋でしょうか。


好きです。
主に恋もしています。
中学生の片思いのようにドキドキします。
ずっと。



でも

好きや恋では
足りなくて

もっと
深く激しく強く交わり
もっと 
主を感じたいから


わたしも
好きを封印しました。


性癖

とある男性から

>主と希さんは性癖が合うのでしょうね。

そんなニュアンスの話をされました。



心が主を欲しがり
身体が主に反応してしまうから

主の存在が
わたしの性癖です。


実際には、
そんな風には
答えず。

ただ笑っただけです。


誰かに理解されたい物語ではないからです。

恥ずかしい

あの時に
あの言葉を、
言えば良かった。

なんで
あんな事を
言ってしまったんだろう。


後悔しては、
頭を抱えてしまう。
いつも。

ずっと前から。


舞い上がる程に
出てくる言葉や
態度は
耳と目を塞ぎたくなる。



主を想うと

苦しくて
愛しくて
切なくて 
情けなくて
恥ずかしいです。


恥ずかしいです。







高い夜空に浮かぶ
白い月は
とてもきれいでした。



鼓動が強くて
苦しくなりました。


わたしでは
足りないかもしれません。

でも

わたしは、
主の中でしか生きて行けません。


プロフィール

希

Author:希
人の母で
人の妻です。
若くはありません。

常識と女性らしさを忘れずに
日常を乱さぬように生きています。



めくった裏側に
人には言えない願望を抱えています。

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