鏡に向かって
自分の首すじを掴むように
指を這わせて
そのままぐっと絞める。
居るはずのないあなたを
背後に強く感じて
独り、あなたに身を委ねゾクゾクしている
頭を斜めにして
鼻をあなたの顎のあたりに擦り寄せて
わたしは 苦しみながら悶え喜んでいる。
冷たく笑うあなたの顔が
斜め上に見えた。
鏡を見ろよと言わんばかりに
髪ををぐいと掴まれ
鏡の正面に突き出されたから
わたしは醜く感じる自分の顔を見ながら
喘ぐ。
そんな風にされた事など
一度もないのに
その瞬間を
感じたくて
何度も
何度も
自分の首を絞める。
鏡の中の顔が
醜く歪む
舌が出しながら
わたしは
下半身を弄り続けている。
薄ら笑いされるまで
弄り続ける。
薄ら笑いされたら
もっと激しく弄る。
笑って。
楽しくなって。
あなたが笑うと
わたし嬉しくて逝ってしまう。
脳内は、イカれちゃったみたいに
トロトロになって
涙がボロボロ流れる。
何度自慰したって
何度絞めたって
満たされないのに
何度も自慰して
何度も絞めて
愚かな女だと思う。
満たされないのに
幻影が欲しくて
飢えたようにマッチをすり続ける。
こんな日記ばかり書いていて
頭がおかしいと思われてしまうかもしれないけど。
頭はおかしくない。
あいかわらず仕事もしているし
妻で母であることは
変わらない。
忙しく 常識ある日常を送っている。
こんな日記を書くような女とは
誰も思わない筈。
裏のわたしは
あなたを求めて狂ってる。
見えない下半身は いつも淫らそのまま
いまも、また夜中に首を絞める。
頭がおかしい。
自分の首すじを掴むように
指を這わせて
そのままぐっと絞める。
居るはずのないあなたを
背後に強く感じて
独り、あなたに身を委ねゾクゾクしている
頭を斜めにして
鼻をあなたの顎のあたりに擦り寄せて
わたしは 苦しみながら悶え喜んでいる。
冷たく笑うあなたの顔が
斜め上に見えた。
鏡を見ろよと言わんばかりに
髪ををぐいと掴まれ
鏡の正面に突き出されたから
わたしは醜く感じる自分の顔を見ながら
喘ぐ。
そんな風にされた事など
一度もないのに
その瞬間を
感じたくて
何度も
何度も
自分の首を絞める。
鏡の中の顔が
醜く歪む
舌が出しながら
わたしは
下半身を弄り続けている。
薄ら笑いされるまで
弄り続ける。
薄ら笑いされたら
もっと激しく弄る。
笑って。
楽しくなって。
あなたが笑うと
わたし嬉しくて逝ってしまう。
脳内は、イカれちゃったみたいに
トロトロになって
涙がボロボロ流れる。
何度自慰したって
何度絞めたって
満たされないのに
何度も自慰して
何度も絞めて
愚かな女だと思う。
満たされないのに
幻影が欲しくて
飢えたようにマッチをすり続ける。
こんな日記ばかり書いていて
頭がおかしいと思われてしまうかもしれないけど。
頭はおかしくない。
あいかわらず仕事もしているし
妻で母であることは
変わらない。
忙しく 常識ある日常を送っている。
こんな日記を書くような女とは
誰も思わない筈。
裏のわたしは
あなたを求めて狂ってる。
見えない下半身は いつも淫らそのまま
いまも、また夜中に首を絞める。
頭がおかしい。